GP幹部、鯨肉窃盗への組織的関与を否定

毎日新聞より。


グリーンピース:鯨肉持ち去りは現場判断、逮捕不当…会見

 国際環境保護団体「グリーンピース・ジャパン」(GP)のメンバー2人が調査捕鯨船「日新丸」の鯨肉を持ち去ったとして窃盗容疑で逮捕された事件で、GPの星川淳事務局長らは21日、東京都新宿区のGP本部事務所で会見し、「現場の判断だった。事後承諾はした」と説明した。

 星川事務局長は「(持ち去りが)正しい唯一の方法とは思わないが、組織的な闇を際だたせるにはこの方法がよかった」と主張。そのうえで「逃亡や証拠隠滅の恐れはなく、逮捕は不当。強く抗議し釈放を求める」と改めて訴えた。

 鯨肉を私物化したとしてGPが東京地検に業務上横領容疑で告発した「日進丸」の乗組員12人は、全員が不起訴処分になっている。【酒井祥宏】

 組織的犯行に対する嫌疑を否定。実際にそうだったのか、トカゲの尻尾切りか。今後の捜査の進展が待たれます。

 任意の逮捕から取調べに切り換えて、弁護士の入れ知恵があると警察もいやでしょうから、容疑者の一味関係者が不当逮捕だと騒いだところで釈放することはないでしょう(それなら最初から逮捕しません)。なので、GP側の記者会見の狙いは、組織的犯行の否定と、警察のイメージダウンでしょう。・・・あまり成功しているとは思えませんが。

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