2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「遺伝子組換え生物等の第二種使用等に際して、大臣確認申請が必要な場合がある。」 という文言に反応しない方は読み飛ばして下さい。この記事はおそらく、あなたには関係ありません。文部科学省ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室の”遺伝子組換えチー…

研究二種省令では「組換え核酸」を次の様に定義している。 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律第二条第二項第一号に掲げる技術の利用により得られた核酸又はその複製物」 で、その技術は法律第二条第二項第一号を引く…

拡散防止措置のレベルがP2以上の遺伝子組換え実験において、エアロゾルが発生する(あるいは、しやすい)場合に使用が義務付けられている”安全キャビネット”という装置がある。平成16年2月に廃止された「組換えDNA実験指針」では、その仕様や保守のための…

11/14,屈折異常の矯正手術を受けた。 # あぁ、あんた屈折してて異状だもんねー、そりゃ矯正されてよかったねー、というコメントは即時却下である。 要は外科手術で近視を治療することだ。術式はIntra-LASIK(LASER Assisted in-Situ Keratomileusis )という、…

11/6、12ヶ月点検でディーラーに車を預けた。近くで食事をして、時間が余ったので喫茶店に寄った。暇つぶしに見たものは、ゴルゴ13の第132巻。3話目「少女サラ」(第386話)には、パリを舞台に組換え大腸菌でバイオテロをもくろむテロリストが登場する。 #…

「科学者は彷徨する存在である。」 科学者は真理を求めて彷徨する。実験室や、フィールドや、オフィスにおいて。 あまり、咆哮はしない。 一頃、「叫ぶ詩人の会」というバンドがあったが、科学者は一般的には叫んだり、咆哮したりはしないものである。箪笥の…

アメリカで飼い主に対するアレルゲンを持たない猫を遺伝子組換えで開発する民間のプロジェクトがあるという。 この話を、動物実験をする研究者に話したところ、「あ、マウスでそれができたらいいなぁ!」という話になった。実験用マウスを扱う研究者にはマウ…