Technobahnより。

男性よりも女性の方が一般的にきれい好きのように思われているが、米研究機関が行った手のひらのバクテリア保有量の調査結果により、菌の保有量に関しては女性の方が多いことが米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された論文により明らかとなった。
 この研究を行ったのは米コロラド大学のロブ・ナイト准教授を中心とする研究グループ。
 研究グループは52名の学生の両手の手のひらからサンプルを採取し、DNAを使ってバクテリアを特定する最新の手法を使うことで、手のひらに居るバクテリアの種類を特定する実験を実施。その結果、ヒトの手のひらから合計4742種のバクテリアを特定することに成功すると同時に、男女別では女性の方が保有しているバクテリア数が多いこと、保有しているバクテリアは右左の手で別々であることが多いことなどが判明したとしている。
 研究グループでは女性の方が保有しているバクテリアの数が多いというのは意外としながらも、男女の汗腺の数の違いや、女性の方が化粧品を使うということが多いことや、皮下脂肪の厚さの違いなどの要因が女性の方がバクテリアが多く生息する原因となっているのではないかとまとめている。
 研究グループでは研究結果から女性の方が保有するバクテリアの数は多いことが明らかとなったが、テクテリアの多くは無害か、むしろ人体によい影響を与えるものも多く、バクテリアが多いことが分かったからといって不安に感じる必要性はないとも述べている。

このニュースサイトは生物学に関してはどうもいただけません。
PNASにそれらしい論文が見つからない。後日探しておこうか。

しかし、”バクテリア保有の調査結果”って・・・。バクテリア種類を同定したと言ってるのに、この解釈は何なんだろう?

種類と量の区別が付かないというのはおかしい。しかもバクテリアの種類が多い=”汚い”と言う解釈をするのは科学的には全く不適切だ。

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