牛ほほ肉の赤ワイン煮込

嫁さんの誕生日祝いにランチをご馳走した。

場所はレストラン エスコフィエ(つくば市)。嫁さんは海老グラタンのセット、私は牛ほほ肉の赤ワイン煮込。

美味かった。それも、これまで食べた牛肉料理の中で五指に入るほどに美味かった。丁寧な仕事の結果だろう。
フォークでホロリとほぐれる柔らかな肉を頬張ると、舌に絡まるねっとりとしたゼラチン質の食感と、
程よい苦味を帯びたソースの旨みが渾然一体となって調和している。

しかし、量が多いんだよね。私のランチは、目分量で言うと、濃厚なポタージュ180ml、ライス160g、
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み肉だけで180g(付けあわせを入れると、250gくらい)、これに濃厚なカスタードプリン(生クリームかけ)
が180gくらいと、コーヒー120ml。トータルの質量は890gくらいになる。

嫁さんの海老グラタンも、グラタン皿に山盛りだった。山盛りのグラタンって見たことある?私ははじめて見た。
一品で軽く350gはあっただろう。

カロリーも相当のものだが、なんと言っても量が多い。大食いメニューで1kgのジャンボカレーなんていうものもあるが、
そのレベルではないにしても一食で900g近くのものを食べるのは結構大変なことで・・・。大抵の女性ならギブアップ間違いなしです。
一品一品は確かにおいしいのですが。

「おいしい」というレベルから「苦しい」に変わるのがどのくらいの量かは人によって違うが、
一食あたりの質量は概ね500g以下が普通だろう(ビールなんか飲んでると軽くその数倍は入るが、あれは通過していくものなので特別)。
食べてるうちに、「芋粥」という小説を思い出した。

嫁さんにまた行きたいかと尋ねたら、「ちょっとビミョー」と言っていた。

# 今度はセットはよしておこう。

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