国産の豚肉と野菜を使い、千葉県の本社工場で作っています。

今日の夕食にチルドのシューマイを食べた。美味かったのだが、パッケージに一言言いたい。

「国産の豚肉と野菜(玉ねぎ、生姜)を使い、千葉県の本社工場で作っています。」

shumai そんなに国産がよいのなら中華料理なんか食うな!

・・・というのは過激ですが、このパッケージに張られていたシールが「国産なら安心、輸入品ならキケンかもしれない」
というアピールをしている様に見えてかえって不愉快だった。消費者がシール一枚で安心すると思っているのだろうか?
このシールが貼られている商品が本当に国内で作られているかどうか一般の消費者は工場まで確かめに行ったりしないし、
材料が国産かどうかを確かめる術もない。メーカーはそれを知っていてウソをついているかもしれないのだ。

また、工場が衛生的かどうかも、結局はメーカーを信じるしかないのだ。だから、
メーカーは消費者の信頼に応えるために品質で勝負してほしい。こんなつまらないシールではなくて。

# 美味かったから、また買おう。でも、皮の小麦粉は輸入品だな。豚肉の飼料も国産比率は低いだろうな。
この製品のカロリーベースの自給率は多分39%以下だろうな。

さて話は変わって、先日、こんな表示の油揚げを買ってしまった。

「遺伝子組換え大豆は使用しておりません。良質のキャノーラ油を使用しております。」

キャノーラというのは20世紀に入ってからカナダで品種改良されてきたナタネの一種。しかし、キャノーラ油だと特別な調達をしないと、
まず遺伝子組換えナタネだな。特に改良の進んだ最新の品種から採った高品質の油は。

こういう矛盾に満ちた表示はありがたくない。わざわざ、高品質でない上に高価な非遺伝子組換え大豆を使っておきながら、
「遺伝子組換えでない」事だけを売りにするような製品はほしくないのだ。
どうして最高級の品質のダイズを使っていますと書けなかったのだろう。ひょっとして、最高級のダイズは遺伝子組換えだからか?

# しっとりタイプの田舎あげだったから、結局は買ったけどね。

 

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