死刑は凶悪犯罪の抑止力たりうるか?

 またいやなニュースだ。朝日新聞より。

容疑者「殺すために来た」ナイフで次々〈秋葉原事件2〉

2008年06月08日18時24分

 8日午後0時30分ごろ、東京都千代田区外神田3丁目の路上で、車が通行人らをはねた後、車から降りてきた男1人が通行人らに刃物で次々に切りつけた。被害者のうち19歳、74歳、47歳、29歳、20歳、33歳の男性6人と21歳の女性1人の計7人の死亡が確認された。東京消防庁によるとけが人が男女11人おり、警視庁によるとけが人には警察官(53)も含まれる。男の身柄は確保され、万世橋署に連行された。けが人に子どもは含まれていないという。

 男は調べに、静岡県裾野市富沢、加藤智大容疑者(25)と名乗っている。殺人未遂の現行犯で逮捕した。 「人を殺すために秋葉原に来た。世の中が嫌になった。だれでもよかった」と供述しているという。

 車はレンタカーのトラックと見られ、神田明神通りを西から東に進み、歩行者天国中の中央通りとの交差点で数人をはねた。加藤容疑者が降りてきて、周囲にいた通行人を次々にサバイバルナイフのようなもので刺したという。

 現場はJR秋葉原駅近くの電気街。歩行者天国になっており、大勢の買い物客でにぎわっていた。

 たとえ、犯人に責任能力がなくても死刑にするべきです。収監して生かしておくだけ税金の無駄ですから。

 3月にあった荒川沖の通り魔殺人では、犯人の金山は人を殺して死刑になりたかったと言ったらしいが、死にたければできるだけ迷惑にならない方法で勝手に死ねばよい。死刑が「痛くない」からこういう輩が出てくるのだ。普通の”人道的”な死刑では重大犯罪の抑止力にはならないだろう。苦しくないと。

 とはいえ、今日の日本に”鋸引きの刑”を復活させると言うわけにも行かないので、沖鳥島に遠島を申し付けてやりたい。

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