宇宙ステーションでの実験の公募が始まるらしい。

宇宙の実験室「きぼう」ご利用いかが、2回目の公募へ

 宇宙航空研究開発機構は23日、国際宇宙ステーション(ISS)に設置した有人の科学実験施設「きぼう」を有償で利用するテーマの2回目の公募を近く始めると発表した。

 応募できるのは、日本の企業、団体や日本国籍を持つ個人。利用期間は2009年6月〜10年5月。宇宙飛行士の作業時間を計17時間、地上から「きぼう」までの打ち上げ輸送物資量を計15キロ・グラム、地上への物資回収量を計7キロ・グラム、それぞれ有料で開放する。

 最低単価は、飛行士の作業1時間当たり500万円、打ち上げ重量1キロ・グラム当たり300万円、回収重量1キロ・グラム当たり500万円。5分単位か10グラム単位で提案を募り、原則として、より高額で応募したテーマを優先する。

(2008年7月23日20時47分  読売新聞)

 「より高額で応募したテーマを優先する」って・・・。科学的な妥当性が同等ならば、という前提があってのことだよねきっと。でなければ、研究テーマも”金次第”だなんてあんまりです。

 実験の単価は、時間、重量ベースの”量り売り”ベースなんですね。1時間あたりの人件費が500万円というのはすごいですね。

 何にせよ、生物学系の研究の多くは、無重量状態でなければできないというものは少数派なので、日本限定ではなく国際的に門戸を開いた方が良いような気もしますが。

人気blogランキングへ←クリックしていただけますと筆者が喜びます!