一ツ橋記念館で、カルタヘナ法説明会のPert1を無事終えた。

 正味二時間弱、510人ほどの聴衆の皆様を相手に一人で喋り通したことになる。役所に戻って、早速アンケートをめくってみると、回収されたものの2/3は良くわかった、との評価で幾分ほっとする。

 残り1/3のうちの、さらに1/3は、「よくわからなかった」とかいてあるが、どこがどうわからないのか書かれていないので、プレゼンの改良には役立たない。
 同じく1/3は、早口でついていけないとのこと。会場の時間の制約で、公演時間が予定よりも30分も削られてしまったので、仕方が無いんです。ごめんなさい。さらに、残りの1/3はプレゼンと手許資料が対応していないので、どこの話をしているのかわからないとのこと。しかし、手許資料は言わばお土産用の法令集で、出来合いのもの。プレゼンは、事前に聴衆の皆様から質問を募って、要望の多い部分について重点化した言わばオーダーメードのもの。手許資料には載っていないか、載っていても記載が少ない部分について特化しているので、対応が取れないのが当たり前。

 次回は、「お手許にお渡しした資料は、帰ってからゆっくりお読みください。本日は、皆様から前もっていただいたご質問で特に要望の多かった点について、重点的に説明します。いわば皆様のオーダーメードの説明会ですので、お手許の資料とは対応していません。資料に気を取られていますと、今日ここでしか聞けない折角の話を聞き逃すおそれがありますので、説明の間はあまりお手許の資料に気を取られないようにご注意ください。」とでも言っておきましょうか。