大阪経由、金沢・富山方面でのミッションの帰りがけに、羽田空港からつくばへ向かうバスの中でblogを書いてます。大阪では講師、続いては検査官でした。どっちも疲れます。

 さて、呼称・敬称ですが、様と先生は敬称だと思いますが、教授は職業ですよね?ただ、先生という呼び方は職業にも関連していて、医師や、議員や、教師の場合に良く使われる。

 時には、時代劇でも、ヒーローが出てきて悪役の廻船問屋の大和屋や佐川屋が「先生っ!やっちまって下さい!」といって、呼び出されるのは人相の悪い浪人者だったり・・・ということもあり、先生の適用範囲は結構広いですが、大抵は一芸に秀でていないと先生とは呼ばれないようにも思います。

#”センセイ”というと時には蔑称になることもあります。たとえば、「タイゾーセンセイがまた失言してるよ」とか「○ーニタセンセイがまた暴れてるよ」というように。日本語って難しい!

 私も役所にいるときは”事務官”という何でも屋なので、基本的には様を付けられる方が気楽ですが、医学部系の方からメールを頂くと、8割方は”先生”で返ってきます。研究所にいたときは、”先生”の敬称を奉られたのは、業者さんからのメールだけですね。
こっちの方は専門家として飯を食ってるのですが。

 また、口語での敬称はもう少し違う意味合いがありますね。役所の人間が「○○先生」と呼ぶ場合は他意がない場合が多いですが、面と向かって「○○教授」とポストで呼ぶ場合には、ある種強い態度で臨む場合が多いように思います。職場でも、相手に向かってポストで呼びかける場合は、人間的に距離を置きたいと思っている場合が多いのでは無いだろうか?

#うう、右腕が臨席のお母さんの腕に抱かれて眠っている赤ん坊の頭で圧迫されて動かせない・・・けど、気持ちよく熟睡してるようだからそっとしておこう。