先週末、携帯を変えた。旧機種はJ-Phoneのロゴの上にvodafoneのシールを張ったSoftBank
mobileのJ-N51だった。電池がへたって毎日充電しなくてはいけなくなったのと、今の職場では受信状況が頗る悪いのとで、
キャリアーも変えることにした。何しろMNPが始まってから何だか余計につながりにくくなった感じで、只今つながりにくくなっております、というメッセージを聞かされるくらいのものだ。

 そこで、新しく入手したのはW45T
フレンドリー携帯とやらで、au shopのおねーさんが私の顔を見ながら、「どなたでも御使用になれます」と力説していたのが、ちと腹立たしかった。別にデカ文字でなくても読めるし、デカピクトでなくても一向に構わないんだが・・・。私の選択基準は、待受時間320時間、新規端末無料、持ったときバランスで液晶画面の方がキーパッドよりも軽いこと、下の方のキーにも親指が届きやすいこと、などメーカーのアピールしている機能とはほとんど関係の無い基準で選んでいる。

 カタログ上では、シンプルな形状のW43SW42Hも良いかなと思ったのだが、 W43Sは私の手には長すぎてバランスがよくなかったし、端末価格が1万円以上したので却下(SoftBankの解約の際に\10,500もとられたし、au shopのおねーさんは「若者向けですよ」と言ってたのも若干腹立たしかったので)。W42Hも持ってもると、意外に大きく感じたのと待受時間が270時間だったので却下。結局、事前にカタログであれこれ見てはみたものの、実物を持ってみないと良く分からない部分が多かった。

 なおW45Tは、「フツーの機能なのに結構売れている」という評判だが、手になじむ角の丸いデザインと重量配分のバランスのよさ、ボタンの押しやすさ、というフツーの電話に求められる、数字やカタログスペックには出ない部分で評価されているのでは無いだろうか。

 いまのところ、職場でも感度良好、メールの配信も電話の音質も全く問題ない。フツーにつながることのありがたさを享受している。
たとえ通話料が\0でも、通じない電話には何の価値も無いのだ。