野党にはつらいよね。これは。
読売新聞より。
公務員制度改革に関する福田首相の私的懇談会が、公務員と国会議員の接触を原則禁止する答申原案をまとめたことについて、
11日の自民党総務会で異論が続出した。津島雄二・党税制調査会長は、「党税調では役人からすべての情報を出させたうえで、政治家が判断を下している。
政官の接触が出来なくなると、議会制民主主義が成り立たなくなる」と批判した。別の閣僚経験者は「民主党が政権を取った時のことも考えて議論すべきだ」と指摘。
野党となった自民党が政府から十分な情報が得られなくなったり、経験の浅い新政権が省庁を的確にコントロールできず、
国政が混乱したりすることへの懸念を示した。「公務員制度改革が偏った意見で議論されている」との声も出た。一方、渡辺行政改革相は記者会見で、「(接触を)全く断絶しろと言っているのではない。
接触を集中管理する仕組みを作るべきとの議論をしている」と理解を求めた。
(2008年1月12日0時52分 読売新聞)
結局の所、政治家には独自の調査能力が無いということを露呈している。また、
「民主党が政権を取った時のことも考えて議論すべきだ」と言う発言は、先日指摘したように与党に対しては都合が良く、
野党を閉め出すシステムであることを示している。
自分たちが野党になることも視野に入れているのですね。
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