日本経済新聞より。

農業資源から新産業、農相が諮問会議で提案へ

 石破茂農相が10日の政府の経済財政諮問会議で提案する農業や農村の潜在力を使った成長戦略案が明らかになった。遺伝子組み換え技術をカイコに使ってつくる人工血管や花粉症の影響を抑えるコメの開発といった「アグリ・ヘルス産業」の開拓を支援する。バイオ燃料の普及などとあわせて、農林水産業を基盤とした6兆円規模の新産業の創出を目指す。

 アグリ・ヘルス産業はバイオ技術などを使って健康・医療分野に農林水産物を生かす考え方。(11:01)

記録はしておこう。もう一つ、朝日新聞から。

舛添氏、薬価など決める中医協の見直し示唆

2009年3月10日10時53分

 舛添厚生労働相は10日の閣議後会見で、診療報酬や薬価を決める中央社会保険医療協議会中医協)について、「(国民から見て)すぐわからない、複雑な仕組みは見直した方がいい」と述べ、将来的な見直しを示唆した。

 舛添氏は「厚労省の役人のなかでも専門家以外わからない」と問題点を指摘。医療提供者、医療保険者、公益代表の20人を同省保険局が事実上統括している今の運営を、より国民が議論に参加しやすい形に改めるとともに、産業育成の視点も入れることが望ましいとの考えを示した。

 舛添氏は、製薬や医療機器など、同省の担当分野の産業育成に取り組む計画づくりを進め、3月中の取りまとめを目指している。政府の経済財政諮問会議でも、民間議員側から診療報酬体系の見直しを求める意見が出ており、舛添氏が打ち出す計画の中に同様の考えが盛り込まれる可能性がある。

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