どうでも良い話で恐縮です、

“200年住宅”に50年ローン、親子で支払いも

 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は1日、返済期間が最長50年で、その間の金利を一定にできる超長期固定型住宅ローン「フラット50」の新設を発表した。

 寿命が長く資産性の高い住宅の取得を促すのが狙いで、長期返済によって月々の負担額を低く抑えることができ、親子2代での返済も可能だ。

 みずほ銀行りそな銀行地方銀行、信用金庫など全国41金融機関で、早ければ4日から取り扱いを開始する。金利は金融機関ごとに異なるが、35
年固定の「フラット35」(5月の金利は3・07〜4・02%)より1%程度高くなる見通しで、6月の金利は最低4%程度になりそうだ。

 ローンの対象は、劣化に強い「長期優良住宅」(200年住宅)に認定された一戸建てやマンション。融資上限は建設費か購入額の6割で、残り4割は「フラット35」で借りることができる。

(2009年6月1日20時06分  読売新聞)

 子孫の世代に借金を残さないっていう視点はどこへ行ってしまったのでしょうか。
 将来にわたって日本では人口の減少が目に見えているこのときに、「寿命が長く資産性の高い住宅」というのは何を指すのでしょう。人口が減れば不動産の資産価値は低落するもんじゃありませんか?住宅の寿命が延びるのは良いでしょう。しかし、それによって実質的な資産性が高くなるとは思えないのです。固定資産税の評価額が高くなるのであれば、ますます本末転倒です。

 親の遺産で住宅の借金が完済できればまだ良い方でしょう。下手をすれば、生まれながらの借金持ちです。「親子2代での返済も可能だ。」 って、非常に大きな勘違いをしているような・・・。

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新型インフルエンザ感染例のカウントはやめ。そろそろ梅雨の前哨戦。

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