日経フードサイエンスで、「ラジオニクス」なる言葉に遭遇した。

いわゆる「トンデモ科学」系の用語なのだが、「波動」を検知する装置らしい。しかも、使う人の技術が問われるとか。

興味本位であれこれ調べてみると、1949年の特許取得以来あまり改良されていないらしい。また、興味深いことに、装置自体に実体がなくとも”紙に書いたパターンだけでも動作する”というものらしい。じゃぁ、PCのデスクトップに画像を表示しておけば代用できるのでは?・・・胡散臭いことこの上ない。

しかし、60年も改良されていないというのはあまりにひどい。ここは今風に改良しては如何だろうか。たとえば、各界のキーワードと結合させて、

e-ラジオニクス: 回路が全てソリッドステート化。ちょっと古め。

digital ラジオニクス: もうダイヤルは不要!あまり融通が利かない。

i-ラジオニクス: インターネットで動作する。手元に装置がなくても良い。デザインがおしゃれ。

超並列ラジオニクス: 数百台がパラレルに動作するので高速。ラジオニクス・クラスターともいう。

virtual ラジオニクス: 仮想化ラジオニクス装置。ソフトウエアでエミュレーションする。アップデートが簡単。

J-ラジオニクス: Javaで動作する。

Open ラジオニクス: フリーのラジオニクス。オープンソース

このほか、ナノ・ラジオニクス、液晶ラジオニクス、プラズマ・ラジオニクス、有機ラジオニクス、エコ・ラジオニクス、グリーン・ラジオニクス、ソーラー・ラジオニクス、風力ラジオニクス、再生可能ラジオニクス、ハイブリッド・ラジオニクス、電動アシスト・ラジオニクス、燃料電池ラジオニクス、液体ラジオニクス、気体ラジオニクス、超臨界ラジオニクス、ラジオニクス7、原子力ラジオニクス、文化ラジオニクス、無印ラジオニクス、微香性ラジオニクス、ラジオニクス・ゼロ、量子ラジオニクス、蛍光偏向ラジオニクス、キャピラリー・ラジオニクス、メカニカル・ラジオニクス、ミリ波ラジオニクス、DLCコート・ラジオニクス、レーザー・ラジオニクス、超音波ラジオニクス、無限ラジオニクス、LEDラジオニクス、遠赤外ラジオニクス、IHラジオニクス、スチーム・ラジオニクス、googleラジオニクス、メタ・ラジオニクス、エピ・ラジオニクス、サブ・ラジオニクス、パラ・ラジオニクス、プロト・ラジオニクス、ポスト・ラジオニクス、ゲノミック・ラジオニクス、メタボロミック・ラジオニクス、ホリスティック・ラジオニクス、マクロビオティック・ラジオニクス etc.

・・・何だかよく分からないなりに画期的な感じもする尤もらしいものになる。

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