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私はザウルスSLC860というPDAを使っていたことがある。動作がもっさりしていてアプリケーションの起動が遅いので、幾つかのアプリケーションを起動しっぱなしにすると、今度はメモリーが足りないと言ってくる。キーボードも、キーというよりは”ボタン”と言う感じで、あまり長文を打つには向いていない。

メモ代わりに文章を打ち込めるツールが欲しかったのだが、その点ではPDAはあまり向いていなかった。

ということで、ポメラなんかどうだろうかとも思ったのだが、ファイル管理機能がお粗末で、モニターが見づらいのでパス。起動の速さはネットブックには無い美質なのだが、性能の割には値段がね・・・。

いっそネットブックを買おうか、とも思ったのだが私が使っている5年もののPanasonicのノートPC、CF-Y4 (重量は1.5 kg程あるのだが・・・) のバッテリー寿命が7時間なのから見ると、4-5時間しかバッテリーが持たないPCはいくら小型軽量でも使う気になれなかったのでパス。しかも、起動が滅法遅いし。

その点、NetWalkerは3秒強で起動するというのが特徴の一つだ。バッテリーも10時間持つらしい。OSはLinuxだし、bashも動く。多分、Perlも動くだろう。メモリーも512MBあるので、能力的にはちょっと前のノートPCに匹敵する。重量も400 g台なので、ノートPCを持ち歩くのが苦痛になってきた中年のおじさんにもピッタリ。

ただし、いくつかの製品レビューによれば、市販前のプロトタイプではキーボードが若干貧弱だというのが気になるところ。実機を触ってみて、改良の余地ありということであれば、半年-1年先送りして、改良版で様子を見てみよう。

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