畝山さんの食品安全情報blogでもとり上げられていました。
オリジナルの組換えトマトの論文はこちら

まずはオリジナルの論文を読んでおくのだった。色素合成の酵素遺伝子ではなく、その発現を制御する転写因子をキンギョソウから導入したとのこと。なので、昨日の記事の通り酵素遺伝子の発現を異所的に行わせたことになる。

なお食品安全当局のChief Scientistから、”騒ぎすぎ”とのコメントあり。
http://www.fsascience.net/2008/10/27/purple_haze

研究レベルではアントシアンの投与で発がんモデルマウスの寿命が有意に延長したとのことだが、だからと言ってヒトが日常生活でアントシアンを摂取した場合に効果があるかどうかまでは言えない。

" But, in the meantime, you can take steps to keep yourself healthy by eating a balanced diet with plenty of fruit and vegetables. "

結局(健康維持のためには野菜や果物を沢山食べてバランスの良い食事をしましょう)とのこと。ごもっとも。

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